contemporary art
museum kumamoto
kumamoto, japan
Our Attitudes
会期(終了): 8月 28日(日)~ 10月 30日(日)2022
会場: 熊本市現代美術館 ギャラリーⅢ・メモリアルギャラリー
開場時間: 10:00 - 20:00
休館日: 火曜日
観覧料: 無料
熊本市現代美術館の開館20周年記念企画として、本展では1980年代生まれの熊本出身作家の
作品を取り上げ、この20年のうちに熊本から芽吹いた新たな表現をご紹介します。
本展のタイトルは、熊本市現代美術館の開館記念展「ATTITUDE 2002」を参照したものです。当館のオープン時、本展の出展作家の多くはまだ学生であり、彼らのなかには当館の存在や
企画から大きな影響を受けたという者も少なくありません。現在では、それぞれに自身の「Attitude」(=態度、姿勢)をもち、独立した作家として国内外で活躍している彼らの学生時代において、当館はどのような存在だったのでしょうか?
また今後、どのような存在でありうるのでしょうか?
本展では、現在の彼らの作品展示とあわせ、作家インタビューやトーク等の関連プログラムをとおして、当館が若い世代に及ぼしてきた影響を振り返りつつ、今後の美術館のあり方についても可能性を探っていきます。
桃栗三年柿八年
宮本華子 1987年生まれ、作家、本展発案者
私が15歳の頃、熊本市現代美術館が開館しました。
熊本県民にとって、大きな出来事でした。
少なくとも自分にとっては、学生時代にこの館で鑑賞した現代美術の展覧会が、
作家としての土壌となっています。
本展に参加している作家たちは、20年前の開館当時には学生であり一鑑賞者でした。
「桃栗三年柿八年」という言葉がありますが、
美術館は、美術作家は、どの程度で実りを迎えるのでしょうか。
また、実りを迎えるために、活動を続けるために、美術館、作家、
それらが存在する地域、社会、環境にはどんな姿勢が、必要なのでしょうか。
これを開館20周年の節目に問いかけてみたいと思い、今回の企画を美術館へ提案しました。
出品作家・インタビュー映像
Artist Interview Video
SAKAMOTO Natsuko
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