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manda coal mines

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arao, kumamoto, japan

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miike echo

​-友定睦個展-

NEW 

○ 会期: 2023年2月 7 日(火)- 4 月 2 日(日)

○ 会場: 万田坑ステーション 旧万田坑施設 

               (世界文化遺産) 

                 〒864-0001 熊本県荒尾市原万田200番地2

○ 時間: 9:30ー17:00 

(ただし入場は 16:30まで)

○ 休館日: 月曜日

○ 入抗料: 大人・大学生 410円(320円)

     高校生 310円(240円)

     中学生・小学生210円 (160円)

〇 TEL:  0968- 57-9115

○email: info@arao-kankou.jp

Please see below for the flyer download. 

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《ミイケエコー / Miike echo》 2022 年        ビデオ (9m22s),ガラス戸,振動スピーカー

私は地域のリサーチを通して、その場にある象徴的なものや状態に目を向け、

それらを組み合わせたり動かしたりすることで、見えている風景が少し変わるよう表現活動を続けています。

2021年に旧三池炭鉱を訪れ、この場に数ヶ月間滞在し、

前景化されたものの背後にあるものを少し見ることができた気がしました。

短い滞在期間ではありましたが、この場に身体を馴染ませ、

自分なりの視点で地域の歴史や風景を切り取り、制作させていただきました。

今日の世界においてエネルギーと呼ばれるものの恩恵と歪みは、日に日に顕在化、また、複雑化しているように思います。

それにともなって、かつて繁栄を誇ったこの場が一意的なとらえ方で加速しているようにも感じます。

本展では2021年のリサーチと制作を軸にし、万田坑を舞台に、別の場から持ち込んだ人、

音、風景などを交えることで、新たな視点を提示したいと思います。

 

TOMOSADA Mutsumi

Artist

                                                   

                                                  

巨大な地下坑道への入口、万田抗。かつてどれくらいのひとがそこを日々に行き来したのだろう。巨大な入口は巨大な空洞となり、存在はその不在によって、いまもわたしたちを引き寄せる。

坑内に続く道、抗口の先にある生活。空洞に立ち、思いを巡らす。

ともの不在のへのアプローチはどこか穏やかなものだ。

いまここにある現在と、現在に内在する過去と、かつてそこにあった過去とを、まぜるのではなく、そっと束ねて差し出すような正直さがある。

だから私たちはそれを分解したり、重ねたりして、戯れることができる。

現在と過去 、こことここでないどこか、用いられる素材のひとつひとつが、

その場にあることによって、立体的に立ち現れる作品。

その身体的な体験には埋められない距離も親しい感覚も正直に束ねられているように思う。

MIURA Rie

( Ube Tokiwa Museum, UBE Biennale Secretariat in Ube, Yamaguchi )

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